看護師のブログ

今月、会社ではインフルエンザの予防接種に並行して「乳がん検診」をやっている。

なんでも、先月はピンクリボン月聞」として、日本中でさまざまな啓発活動が行われていたらしい。

男性である自分は殆ど関係ないのだが、乳がんと聞くとどうしても目に留まるし、胸が痛むのである。

それも、数年前に妻をなくした原因は乳がんだからだと思うが。


乳がんと言えば女性特有の病気で、年々患者が増えている。

早期治療で約9割が完治するにもかかわらず、全国で年間1万人以上が亡くなっているという。

乳がんは乳腺にできる悪性腫瘍であり、放置するとがん細胞が増えて他の部位に転移する。

年間5万人の女性がかかっていると推定され、亡くなる人はこの50年間で約7倍に増えたという。

国は、24年度までに受診率を50％に引き上げる目標を掲げ、昨年度から40歳以上の女性を対象に5年ごとに無料で受診できるクーポンの発行を始めたという。

私の妻も、気がついたときには他の部位に転移していて、苦しい思いをさせた。

やはり、早めの検診をお勧めしたい。

不謹慎かもしれないが、乳房と言えば、男性でも胸が大きくなる「女性化乳房」をご存じだろうか。

仕事柄、看護師が周りに多いので半分笑い話になることがあるが、医薬品の副作用で「女性化乳房」を引き起こす薬がいくつかあるという。

薬だけでなく、ホルモンバランスの関係もあるだろうが、始めて目の当たりにした看護師はその光景が今でも忘れられないと言っていた。



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